章哈(Zhangha)
説唱(語りと歌) 傣族章哈の地位と意義
章哈(Zhangha)は、タイ族を最も代表する伝統的な語り歌の芸能であり、芸能の名称であると同時に、その歌い手を指す呼称でもある。
タイ族の人々は章哈を「暮らしに欠かすことのできない塩」や「芳しい香りを放つ花」にたとえる。章哈のない水かけ祭りは、塩の入っていない料理のように味気ないものだと考えられている。
章哈はタイ族の民間労働歌謡に起源を持ち、社会的分業が進むにつれて、やがて職業的な芸人の集団が形成されていった。章哈の歌詞には即興による創作のほか、定型化された祝福歌や祈願歌、さらに固定された台本を持つ長編叙事歌もある。
2006年、タイ族の章哈は中国の第1回国家級無形文化遺産保護リストに登録された。
章哈の芸術的特徴
章哈の演唱は、一人が歌い、一人が伴奏する形式で行われる。吟唱する者は小さな扇を手にし、顔を半ば隠しながら静かに歌う。その姿には今なお古風な趣が残されている。
旋律は穏やかで柔らかく、タイ語の声調に密接に寄り添いながら、しなやかで美しい流れを生み出す。そこには濃厚なタイ族独自の音楽的特色がある。
章哈の歌詞には韻が踏まれ、タイ語の歌詞ならではの韻律美が備わっている。そのため、タイ語以外で歌った場合には、本来の味わいを完全に再現することはできない。
章哈の継承は主として「口伝心授」によって行われる。年長の芸人が歌詞、節回し、演技の技法を若い世代へと直接伝えていくのである。
水かけ祭りに伝わる章哈の代表的な唱段
《澜沧江水唱起歌》
“澜沧江水唱起歌,各族同胞和谐共庆泼水节,相互传递祝福与吉祥。”
《凤尾竹跳起了舞》
“凤尾竹跳起了舞,我们用最清甜的泉水泼向长辈,祝福他们健康长寿;我们用最真诚的笑脸迎接客人,祝福大家吉祥如意。”
《新农村》
“听吧!如今的农村新貌不同往日,农民金银满袋稻谷满仓,盖起一座座新楼,家家户户住进了新楼房。听吧!乡村公路通天下,柏油马路通到家,村民致富游四海,幸福花儿落傣乡。”
《快乐的泼水节》
“泼水节来了,乡亲们换上节日的盛装,敲起象脚鼓、跳起依拉贺,迎接新年的到来。清澈的水啊,带来了佛祖的祝福,洗去旧年的尘埃,迎接吉祥的新岁。”
水かけ祭りの期間には、章哈の公演で《欢歌泼水黎明时》《泼水欢歌》《欣欣向荣的傣乡》など、水かけ祭りのために特別に創作された演目も披露される。
読者からの声
世界中の暦と伝統文化を愛する人々が、同じ月を見上げる。
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