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小寒

小寒 詩詞

「忽吹微雨过,便觉小寒生。」

節入り時刻:2027年1月5日—7日
陸游は、微雨が過ぎた後に小寒の冷えがたちまち生じることを書いた。元稹は“小寒连大吕,欢鹊垒新巢”と詠む。小寒の詩詞には厳寒を記したものが多いが、同時に、鵲が巣を作り始め、雁が北へ向かう。極寒の中にはすでに春意が宿っている。

小寒の詩詞は、寒さが極まりながら、その中に春意がひそかに宿ることを基調としている。陸游の“忽吹微雨过,便觉小寒生”は小寒の寒さが突然訪れることを書き、元稹の“小寒连大吕,欢鹊垒新巢”は鵲が巣を作り始める物候の変化を記している。詩人たちは、雁が北へ向かい、鵲が巣を作り始め、雉が鳴き始めることを書き、小寒三候の中に陽気が萌動する兆しを捉えた。小寒は寒いが、詩心は暖かさへ向かう――“莫怪严凝切,春冬正月交”。極寒の中で、詩人たちはすでに春の序章を書き始めている。

小寒 / 詩詞

小寒の詩詞

春秋を詠み · 時に感じて心をうたう
咏廿四气诗 · 小寒十二月节

咏廿四气诗 · 小寒十二月节

王朝 唐
作者 元稹
形式 詞

原詩:

小寒连大吕,欢鹊垒新巢。

拾食寻河曲,衔柴绕树梢。

霜鹰近北首,雊雉隐丛茅。

莫怪严凝切,春冬正月交。

現代語訳:

小寒の節気は十二律の「大呂」に応じ、喜ぶ鵲は新しい巣を作り始める。食べ物を拾いながら川の曲がりを探し、柴枝をくわえて樹梢のまわりを飛ぶ。霜空の鷹は北の山辺へ近づき、鳴く雉は茅の茂みの中に隠れている。この厳寒が肌を刺すことを怪しむ必要はない。春と冬の交わりは、まさに正月の移り目にあるのだから。

鑑賞:

元稹のこの詩は《咏廿四气诗》の小寒を詠んだ一篇であり、精細な物候観察によって知られている。“小寒连大吕”は古代の音律と節気を対応させたもので、小寒は旧暦十二月にあたり、十二律の「大呂」に配され、深い文化的背景を持つ。“欢鹊垒新巢”は小寒三候の「鹊始巢」に対応する。鵲は陽気の萌動を感じ、新しい巣を作り始める。“欢”の一字が、鵲の喜びを表している。頷聯の“拾食寻河曲,衔柴绕树梢”はさらに、鵲が巣を作る具体的な行動を書く。川辺で食を探し、柴をくわえて木の梢を巡る様子が、細やかに観察されている。頸聯の“霜鹰近北首”は霜空の鷹が北の山辺へ近づくことを書き、“雊雉隐丛茅”は鳴く雉が茅の茂みに隠れることを書く。一方は鷹、一方は雉、一方は現れ、一方は隠れ、小寒の時節における鳥たちの異なる状態が描かれている。末聯の“莫怪严凝切,春冬正月交”は、この厳寒が肌を刺すことを怪しむな、春と冬の交わりはまさに正月の移り目にあるのだから、とする。厳寒の中にはすでに春の知らせが宿っている。全詩は詳細な物候によって、小寒の時節に天地の間で起こる微細な変化を記録している。

小寒

小寒

王朝 宋
作者 王寂
形式 詩

原詩:

小寒节气近严冬,雪压千山玉作峰。

冻雀饥鸦争暖树,寒梅瘦竹各成容。

炉添兽炭香犹在,酒泛羊羔味更浓。

莫道今年春信晚,东君已遣绿先封。

現代語訳:

小寒の節気は厳冬に近づき、大雪が千山を押し包み、山々は玉で作られた峰のようになる。凍えた雀と飢えた烏は暖かな木を争い、寒梅と痩竹はそれぞれの姿を見せる。炉には獣炭を足し、その香りはなお残り、酒には羊羔酒の濃厚な味わいが漂う。今年は春の知らせが遅いなどと言ってはいけない。春神の東君はすでに緑を先に遣わし、大地の中へ封じている。

鑑賞:

王寂のこの詩は小寒を背景に、厳寒の中の生命と暖意を書いている。“小寒节气近严冬”は小寒が一年の中でも最も寒い時期に近いことを示し、“雪压千山玉作峰”は千山が雪に覆われ、玉の峰のように聳える壮美な雪景を書く。頷聯の“冻雀饥鸦争暖树”は、鳥たちが厳寒の中で暖かな木を争う生存の競い合いを書き、“寒梅瘦竹各成容”は寒梅と痩竹がそれぞれの風骨を見せることを書く。一つは“争”、一つは“成”であり、厳寒の中の生命の緊張が描かれている。頸聯の“炉添兽炭香犹在”は室内で炭を加え、暖かな香りがなお残ることを書き、“酒泛羊羔味更浓”は羊羔酒の濃厚な味わいを書く。外は凍てつく寒さ、内は炉の暖かさと酒の香りという、鮮明な内外の対照である。末聯の“莫道今年春信晚,东君已遣绿先封”は、春の知らせが遅いと言うな、春神の東君はすでに緑を先に遣わして大地の中へ封じている、とする。この「冬はすでに来たが、春は遠くない」という楽観的な姿勢こそ、小寒という節気の精神的な核心である。

小寒

小寒

王朝 明
作者 黄佐
形式 詩

原詩:

小寒初渡梅花岭,万壑千岩雪未消。

短日荒荒人寂寂,北风猎猎马萧萧。

岁华冉冉愁仍去,乡思迢迢梦转遥。

不用登临伤往事,且将樽酒慰今朝。

現代語訳:

小寒の初め、梅花嶺を渡ると、万壑千岩の積雪はまだ消えていない。昼は短く薄暗く、人影も寂しい。北風は激しく吹き、馬は蕭々と長く嘶く。歳月はゆっくりと流れていくのに、愁いはなお去らない。故郷への思いは遥か遠くへ延び、夢はかえってますます遠ざかっていく。高みに登って往事を悲しむ必要はない。ひとまず杯の酒で今日を慰めよう。

鑑賞:

黄佐のこの詩は小寒を背景に、歳末の寂寥と郷愁を書いている。“小寒初渡梅花岭”は小寒という節気と場所、すなわち梅花嶺を示し、“万壑千岩雪未消”は深山の積雪がまだ消えていない冬景を書く。頷聯の“短日荒荒人寂寂”は、冬至を過ぎてもなお昼が短く、日差しは荒涼として、人影も寂しいという荒寒の感覚を書く。“北风猎猎马萧萧”は北風が激しく吹き、馬が嘶く蕭瑟たる音を書く。頸聯の“岁华冉冉愁仍去”は歳月が流れても愁いが去らないことを書き、“乡思迢迢梦转遥”は郷愁が遥か遠くへ続き、夢はかえってますます遠ざかっていくことを書く。夢と現実との距離が、思いの無力さと無奈を表している。末聯の“不用登临伤往事,且将樽酒慰今朝”は、往事は追うことができず、郷愁も届かないのだから、高みに登って悲しむより、酒で今朝を慰めよう、とする。全詩は歳末の深い感懐の中から、最後には「且つ今朝を尽くす」という豁達へと帰着している。

小寒

小寒

王朝 宋
作者 張耒
形式 詩

原詩:

小寒天气觉春生,雪后园林景倍清。

梅蕊欲开香暗度,柳条将绿色初呈。

人闲自觉岁时好,客至从教笑语盈。

莫惜樽前一杯酒,明朝花发更关情。

現代語訳:

小寒の天気の中にも、すでに春が生じる気配を感じる。雪後の園林は、景色がいっそう清らかで明るい。梅の蕾は今にも開こうとし、香りはひそかに漂う。柳の枝は緑になろうとし、青みが初めて現れる。人は閑な時、自然と時節のよさを感じ、客が訪れれば、笑い声と語らいが満ちるままに任せる。目の前の一杯の酒を惜しむことはない。明朝、花が咲けば、さらに人の心を動かすだろう。

鑑賞:

張耒のこの詩は小寒を背景としながら、厳寒の中にいたるところ春の知らせを見出している。“小寒天气觉春生”は冒頭から、小寒は寒くともすでに春の萌生を感じることを示す。これは「冬至一陽生」の考えと一脈相通じる。“雪后园林景倍清”は雪後の園林の清朗で明浄な景色を書く。頷聯の“梅蕊欲开香暗度”は梅花が咲こうとし、香りがひそかに漂うことを書き、“柳条将绿色初呈”は柳枝が緑になろうとし、その青みが初めて現れることを書く。一つは“欲”、一つは“将”、一つは“暗”、一つは“初”であり、万物がまさに萌え出ようとする微妙な瞬間を表している。頸聯の“人闲自觉岁时好”は、人が閑な時ほど時節のよさを感じることを書き、“客至从教笑语盈”は友人が訪れ、歓声と笑語が満ちる賑やかさを書く。末聯の“莫惜樽前一杯酒,明朝花发更关情”は、目の前の一杯の酒を惜しむな、明朝花が咲けばさらに心を動かすだろう、とする。全詩は小寒の厳寒の中に楽観と期待を満たしており、冬の詩の中でも稀に見る明快な作品である。

小寒

小寒

王朝 清
作者 李漁
形式 詩

原詩:

小寒时节雪初晴,积素凝华照眼明。

野老不知春信至,梅花先报岁寒情。

酒添琥珀香初泛,诗写琼瑶韵自清。

且喜闲身无个事,围炉静坐听松声。

現代語訳:

小寒の時節、雪はちょうど晴れ上がり、積もった白雪の輝きが目を照らして明るい。野の老人はまだ春の知らせが届いたことを知らないが、梅花は先に歳寒の中の春意を告げている。酒には琥珀色の佳醸が満ち、香りが初めて漂い、詩には瓊瑶のように輝く言葉が書かれ、その韻は自然と清らかである。幸いにも閑居して何の用事もない。炉を囲んで静かに座り、松の音を聴こう。

鑑賞:

李漁のこの詩は、小寒の雪晴れを背景に、閑居の雅趣と、梅花が先に春信を告げることを書いている。“小寒时节雪初晴”は時節と天候を示し、“积素凝华照眼明”は積雪の華やかな輝きが目を照らすことを書く。“照眼明”の三字は、雪後の反射光による強い視覚効果を表している。“野老不知春信至”は村の老人がまだ春の知らせを感じ取っていないことを書き、“梅花先报岁寒情”は梅花がすでに先んじて、歳寒の中にある春意を告げていることを書く。梅花は小寒の頃に蕾をふくらませ、咲こうとする。冬春の交わりを象徴する花として、最も意味深いものの一つである。“酒添琥珀香初泛”は飲酒の雅趣を書き、“诗写琼瑶韵自清”は詩を作る清雅さを書く。末聯の“且喜闲身无个事,围炉静坐听松声”は、閑にして何の用事もないことを喜び、ただ炉を囲み、静かに座って松の音を聴けばよいとする。全詩は歳寒の中に、文人特有の清雅な閑適を描いている。

小寒

小寒

王朝 宋
作者 周紫芝
形式 詩

原詩:

小寒时节近残年,雪压梅花白玉妍。

腊酒初开香满室,围炉共话夜如年。

不因岁暮情偏切,应为春回意更坚。

莫道严冬无好景,冰花犹自斗婵娟。

現代語訳:

小寒の時節はすでに歳末に近く、雪に押された梅花は白玉のように美しい。臘酒を初めて開けば香りが部屋いっぱいに満ち、炉を囲んで語り合えば、冬の夜は一年のように長い。歳暮だからといって感情がとりわけ切迫するのではない。むしろ春が戻るからこそ、意志はいっそう堅くあるべきだ。厳冬にはよい景色がないなどと言ってはいけない。氷花はなお、自ら婵娟と美を競っている。

鑑賞:

周紫芝のこの詩は小寒を背景に、歳末の厳寒の中で堅毅と楽観を書いている。“小寒时节近残年”は小寒が旧暦の歳末に近いことを示し、“雪压梅花白玉妍”は雪に押された梅花が、かえって白玉のような美しさを増すことを書く。頷聯の“腊酒初开香满室”は臘酒を開き、香りが部屋いっぱいに満ちる冬の趣を書き、“围炉共话夜如年”は炉を囲んで夜話し、冬夜が一年のように長く感じられることを書く。これは冬ならではのゆるやかな時間である。頸聯の“不因岁暮情偏切”は、歳暮だから感情がひときわ切迫するのではないとし、“应为春回意更坚”は、むしろ春の回帰によって意志をさらに堅くすべきだと書く。末聯の“莫道严冬无好景,冰花犹自斗婵娟”は、厳冬に美しい景色がないと言うな、窓の氷花はなお自ら明月、すなわち“婵娟”と美を競っている、とする。全詩は厳寒の中でも前向きな精神的基調を保ち、人に力を与えている。

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